第二回山国映画祭、盛況の内に無事幕を下す事ができました。
貴重なお時間を割いて当映画祭にお越しいただいたお客様、上映作品関係者の皆様。
利益度外視で出店、出演いただいた地元の方々。
様々な形で手を差しのべていただいた、飲食店、商店、宿泊所、メディア、寄稿者、fidff関係者、
玖珠町わらべサークル、ザナバーズ、ボランティアで働いてくれた地域内外のスタッフetc…
中津市や後援、協賛していただいた方々のみならず、
多くの皆さまの善意無くして、本映画祭は成立し得ない事を心より感じさせられました。
直にお伝えできなかった方々に向けてこの場を借りてお礼申し上げます。
皆々様、本当にありがとうございました。
第二回山国映画祭グランプリは
インディーズ精神溢れる野心的な構成、
作品に込められたその獰猛なパッションを賞して
相馬大輝監督作
『本音と建前は嘘と真実』
に決定しました。
また、
石田忍道監督作
『ライフ・イズ・ビューティフル・オッケー』
が第二回山国映画祭観客賞を受賞しました。
ナンセンスとシリアスが同居する本作独特の世界に
巻き込まれたら最後、いつの間にか心持っていかれたお客様も多かった事でしょう。
受賞作のみならず、
本当に素晴らしい作品ばかりでした。
おかげさまで高密度のプログラムとなりました。
あらためて個々の作品制作に携わった方々に対し
頭が下がる思いです。
そして、最終日には
昨年、第一回山国映画祭グランプリ作品監督である
菊池路介氏による長編SF『スプラヒスピル』がワールドプレミア上映され、多くの地域住民も訪れました。
300席を越えるコアやまくにシアターが満席となったのも
菊池路介監督による勇断。
予算、スケジュール面でのリスクをとり、ほぼ全編旧下毛郡ロケを敢行した事、地域を積極的に巻き込んだ事による結果ではないでしょうか。
地域、お客様、作り手、
それぞれの思いと楽しみが結実するところを目指して
以降の山国映画祭もバージョンアップさせていく所存です。
今後とも山国映画祭を何卒宜しくお願いいたします。



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