第一回山国映画祭。盛況のうちに無事幕を閉じる事が出来ました。
近隣の映画好き有志で始めた手作りの映画祭。
暗中模索しながらソロソロと進めてきましたが、開催期間の3日はまさに怒涛の如く。
備えの甘さ、至らない部分を痛感させられました。
からくも閉幕まで漕ぎ着いたというのが実感です。
本当に沢山の方々の善意に支えられました。
遥々当地に足を運んでくださった監督、役者にゲストの方々。近隣遠方で、広報に尽力してくださった商店や飲食店、映画館、マスメディア、ネット上の諸兄姉。ボランティアで快く動いてくれたスタッフ。培ったセンスや技術を惜しみなく注いでくれたデザイナー、寄稿者、地元のガイド、演者に出店の方々。
そして、私達の不慣れな運営を温かく見守って下さったお客様。
この場を借りまして心より御礼申し上げます。
山国映画祭コンペティションノミネート作品は、どの映画も素晴らしい作品ばかりで、その中でグランプリを絞り込むのは、困難な道のりでした。
中でも尖った個性と創造性。
観客の読解力に全幅の信頼を寄せた作品作りと、その勇気。
それらを賞して、山国映画祭グランプリは菊池路介監督作『モンブラントラベラー』に決定いたしました。
また、
来場者の選んだ観客賞は小野親一監督作『そろそろ音楽をはじめようと思う』でした。
映画通のお客様から、映画観賞に比較的馴染みの薄いお客様まで巻き込む本作のパッションは驚くべきもので、多くの方々にとっても納得のいく結果だったのではないでしょうか。
今回上映した素晴らしいインディーズ映画に恥じない映画祭足るべく、自主の精神を忘れず、スタッフ一同よりいっそう精進して参ります。
山国映画祭を今後ともよろしくお願いいたします。
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